秋の設営まつり！設営には発注力が肝なんじゃ〜

こんにちは、Amazonのプロになりつつあるこやまです。

というのも9月1週目に異なる場所で4物件以上の立ち上げがあり8月はもう発注、発注、発注！まつりでした。だいたい1物件2日で仕上げていくことが多いのですが、その前の地味に大変な発注。スプレッドシートとにらみながら、納期に合わせてちまちま進めていきます。「この枕ってA物件？B物件？」「ああ発送場所と決済カード間違えるとこだった！！」と頭を抱える日々。慣れてきたって、案件が重なると発狂寸前。

設営日記と聞くと「ベッドが入らない！」「電線のモール足りないんだけど！」という汗だくエピソードを思い浮かべるかもしれませんが、実は本当の戦いはその前に始まっているのです。設営=組み立ての話だと思ったdesyo！ははは残念、その手前の発注の話yade！（キャラ崩壊）

ちまちまコラムになるんかって…？わからないけどこの大変さをコラムで昇華させてくれ～🫠！！！

◆発注漏れからの卒業…できたのか？

設営し始めのころは「発注漏れ」に何度泣かされたことか。
ベッドや冷蔵庫など大物を注文して安心していたら、現場で「ハンガーがない！」「スリッパがない！」と気づき。現場で買いに走るもいいけど、やっぱりこだわりたい心と、土地勘がないと買い出しも時間がかかるムーブ。数々の失敗からリストもリニューアルされていき、抜け漏れが潰すようになりましたが、それでも油断するとこのトラップにやられます。設営完成間近になって、テレビボードできたことに満足してテレビがないことに気づいた20時にはほんとうに泣きたかった（電気屋閉店）

そして、まだ安心できません。発注漏れを克服した先に立ちはだかるのが「配送トラップ」。
ベッドやソファなどの大物家具は「12時～19時着」といった広すぎる指定もざらで、朝から準備万端のスタッフ（＝人工）は時間を持て余しまくり。日本の流通はすごいんです！マジで配達員さんありがとうなのだけど、現場で揃ってくれた設営メンバーにはすんごいいたたまれない。初めましてのひともいたりすると、最近過ごしやすい天気になってきましたよね～くらい話すことがない。（申し訳なさからも）配達員さんが来てくれた時の喜びと言ったらなんとやら。人工を割けるのであれば前日受け取りが望ましいところです。

また現場でよく聞くセリフが「なんでこんなに不在票が溜まってるんだ！」。配送業者さんには本当に感謝しつつ、ネットで追跡できない商品にあたると正直しんどい。ニューオでも「持ち戻り」や「時間指定忘れ」で設営スケジュールが総崩れになった経験は数知れず。ここを制御するのが、発注担当の腕の見せどころでもあります。特に日本郵政の配達はポストがふさがってると無限ループになるので、設営が終わるまでは、ポストにガムテープなど郵便物が入らないように塞ぐなどはしないようにしましょう📬

◆即レス家電と、気長に待たれよ防炎商品

頼れる家電。納期もすぐで頼れる家電（2回目）

冷蔵庫や電子レンジ、洗濯機などは発注すればすぐ届き、人さえ現地にいれば遅れることもほとんどなし！なんなら発注においては大変助かっています。しいて言うなれば明日着とかありすぎて、発注するタイミングをこっちが合わせないといけないところくらい。

そんな家電ちゃんたちですが、民泊においてはまっぢで消耗品。丁寧に扱ってくれるゲストもいれば、数日の宿泊で突然壊されることもあり。だから最初から高級品を揃える必要は少なく、機能も必要最低限なものがそろっていれば充分だったりします。差別化を図ってあえてバルミューダのトースターや高級ドライヤーを置いている方ももちろんいます。わかりやすく写真映えしますし、レビューでも触れられやすいです。ただし、どんなに高価な家電でも壊れるときは壊（さ）れる。どんな使い方したらそうなるんじゃ！とこれまで代行した物件で見てきましたが、その心持ちくらいのほうが精神が安定するのです😇

即レス家電ちゃんたちの一方で、気長に待たれよな「カーテンやラグ」といった布類。
本当にざっくり言うと、民泊で使う室内にあるでかめの布（リネンは除く）は、防炎加工されてるもの必須です。なんでかは調べてみてください（優しくない）

持っているカーテンを後から防炎加工に出すこともできますし、最初から防炎処理済みの商品を選ぶことも可能です。ただし、他の大物家具と同じくらい納期がかかる。サイズ指定をするようなものも10営業日くらいはかかるかな～といった具合なので、カーテン基準に設営日を決めたりすることもざらです。保健所立ち合い今週だけど間に合うんか？？なんてこともあり、何度も泣かされてきた経験から導き出した教訓はひとつ。
発注はカーテン（ラグ）から！　ベッド？ダイニングテーブル？いいえ、カーテンです。これまで発注した集大成！！！（ちゃっちいな集大成）

◆設営は準備で決まる

こうして振り返ると、設営とは当日の力仕事もそうですが、準備でほぼほぼ決まると言っても過言ではありませんね。発注リストを作り、配送を逆算し、納期の長いものは最優先で押さえる。当たり前ではあるのですが意外と計画的に行かせるのが大変。ここを疎かにすると、どれだけ人を入れても作業は進まず天気の話しかすることなくなります。

ニューオでも、配送トラップに泣かされてきたからこそ、今では設営日から逆算して複数サイトで注文をかけ、届くタイミングをコントロールできるようになりました。設営の現場は体力勝負ですが、その裏で見えない“発注と配送の戦い”が繰り広げられていることを知ってほしかった！！

と、そんなこんなで今日は発注のお話でした！設営シリーズはネタに尽きないのでまだまだ続けようかな～と！

次こそは現場設営時のお話をお届けできればと思いますので、お楽しみに！