人通りゼロの立地で必死のチラシ配り😵‍💫…私の飲食店経営失敗記-Part2

おはようございます!! 夏は船旅だ🚢✨と浮かれていたら、パスポートの有効期限が先週で切れてしまっていたみかりんです😨

さて、月曜日の記事は読んでいただけましたでしょうか？ ※まだ読んでない方はひとつ前から読んでくださいね💗

涙なくしては読み進められらない第2話をお届けします。
(絶対に泣けない。笑)

そうです。飲食店のオープンを1週間前に控えたやる気に満ちている私に、
「もう失敗してるぞ、今からでもやめろ！」をすごく柔らかく助言してくださったのです。。

その社長は、両親を早くに亡くしご苦労なさった方です。
あの有名な老舗「吉兆」で修業。
寮で生活をしながらほぼお金を使わずに貯金をして、独立なさったそうです。

危機管理体制も万全で、万が一の不祥事(たとえば食中毒など)に備え、グループ会社と分からないように、
社名やお店のコンセプトを変え展開しています。

居酒屋、割烹料理、仕出し、芸能人などがお忍びで使う1日1組限定のお食事処やお宿など
どこも予約待ちの人気店。

今でも大尊敬している方ですが、その方が「やめとけ！」と。。

でももう賃貸借契約も結んだし、中華用の高火力コンロを入れて特注の油除けガラスも入れて、
ダクト工事をして、看板も取り付けて、扉も特殊加工して、従業員の研修もして、チラシも撒いて、、

当然、物件を借り直す資金や精神的余力はない😰

さすがにショックで、その後はどうやって帰宅したかすら覚えていませんが、、

寝たら忘れる性格。
翌日には、「よーし！そんな立地で苦労しながら成功した話をいつか本にでもしたらいいかー🤣」

と、笑顔でオープン当日を迎えました。

近隣住人、SNSやチラシを見た方、知人、友人と多くのお客様が駆けつけてくださり、オープンから数日はほぼ満席状態。

あれ？大成功！？

かと思いきや、そう長くは続かなかったのです…。

何せお店の前には人がほぼ通らない。
いくら誰もが入りやすいように工夫をしようがド派手な看板を立てようが、「人通りがない」イコール「一見客が来ない」ということなのです。
そこからは、子供を幼稚園に預けた其の足で駅に立ち、大きな声を出しながらチラシを配りました。
時に工事現場に潜り込み、作業員に声をかけたり、駅員さんや交番にいる警察官、タクシーの運転士にも声をかけました。

子供が寝静まったらチラシのポスティング。
友人も力を貸してくれて、日々配り続け、SNSも毎日更新し、広告も活用しました。

同時に週末は、花火大会や地域のお祭り、パチンコ店、公営競技場などに屋台出店をし、料理のアピールをしたりと、休む間もなく働き続けた結果、私が店頭に立つお昼間は週2~3日通う常連客が少しずつ増えてきました。

しかし、利益が出せるお酒の入る夜は、客足が鈍い・・・。

店長の給与分ほどの赤字が出る月が多くありました。

開業時に用意をした500万円がみるみるなくなっていく恐怖。

寝ても覚めてもお店のこと、スタッフのマネジメントのことばかり考える日々が続きました。

そんなある日、さらなる悲劇が起きたのです…

おっと、朝のガストは空調が効きすぎて、寒さで震えあがってきたので、つづきはまた来週お届けします⛄❄️(怒らないで🥺)

では、パスポートセンターへ行ってきます！！