民泊物件の消防設備チェックポイント
今回は「消防設備」編。気になる物件を見つけたら、消防の観点から、どのような条件で...
2025.11.22
民泊
おはようございます!
全身筋肉痛のりょうです🙋
生きてる感じが気持ちいいですね✨
本日は最近よくなかった出来事について書きたいと思います。
【関東で申し込みして物件が】
本当にこれ以上にない物件で、すごくワクワクしてたのですが、つい先日悪夢のような連絡が。。
「○○の物件ですが、オーナーより用途NGという判断でキャンセルとなります。」
…ガーン‼️😱
かなり楽しみにしていた分、ショックで3分ほど落ち込みました笑
ただこれはレンスペあるあるなので仕方ないと割り切る必要があります。
オーナーもよく理解せず一度はオッケーしたものの、レンスペがどんなものなのか改めて調べます。
「不特定多数の出入り」や「騒音トラブルが多い」などマイナス面を目の当たりにして、「めんどくさいことになるの嫌だし、やっぱり貸すのやーめた!」ってなっちゃうんですね。
僕がコンサルをする中でも、依頼者の物件でこのように一度許可を得た物件が流れてしまうなんてことは少なくありません。
ただ諦めずに探し続けていたら、さらに好条件の物件が見つかった!なんてことも全然あります。
僕もこの物件とは縁がなかったんだと思って、また次の優良物件を探していきたいと思います!
この機会に関東で飲み会しよう!と言ってくださった方もいましたが残念です。。
【手続きを進めていた民泊物件が】
民泊物件を申込んだというお話を覚えてる方いますでしょうか?🙄
その後、動きがあったのでこの機会にご報告させてください!
結論からいうと、開業を断念しました😓
理由は以下の3点。
❶民泊で儲けようとは思っていない
❷コントロールできない部分が多い
❸リソース不足
まず❶について、民泊をやろうと思った最大の理由は「レンタルスペースと比較したかった」ということ。
民泊は儲かる!というけど、実際レンスペと比べてどれくらいの労力をかけてどれくらいのリターンがあるか?
開業までのハードルはどうか?運営の手間は?など無知で、それなら一度やってみよう!と軽い気持ちでスタートしました。
モチベーションは低い状態です。
❷は消防法の段階での問題点でつまずきます。
具体的には、隣接する飲食店が消防法上の収容人数の届出をしておらず、人数次第では避難設備が必要になるということ。
まずはその飲食店に消防署へ届出をしてもらわないと民泊の申請も進めることができません。
すぐに管理会社へ依頼するも、なかなか手続きが進まず、何度か催促するも書類に不備があったとかで、どんどん時間だけが過ぎていきました。
結果的には手続き完了まで2~3ヶ月かかり、その間も相場より大きく釣り上げられた家賃を払い続けてました。
このように自分のコントロール下にない事象があることに大きなストレスを感じました。
❸は悩みましたが、民泊に対して自分たちの限られたリソースを割くことが難しくなったこと。
レンスペは正解が見えてるので拡大したらその分リターンも大きくなるのでどんどん作れます。
民泊は初めてで比較的小さな箱だったため、一般ホテルや他の宿泊施設とも競合になり、単価もかなり下がっているという情報も耳にしました。
さらに家賃は民泊だからと足元を見られ、相場より1.6倍くらいの賃料になっていました。
(契約してから気づくという)
新しいことへの挑戦は楽しいものですが、今回はワクワク感もまったくなく、むしろめんどくさい気持ちが先行してしまい、ここにリソースを割くことをやめることにしました。
大阪万博などもあって今後さらに伸びるビジネスだとは思いますが..
色々理由を述べましたが、開業までのハードルがレンスペと比べて桁違いに高く、僕たちはレンスペで頑張っていこうという結論に至りました😅
今回の経験で民泊をやっている方々のことをより一層尊敬することになりました。
このハードルを乗り越えたからこそ、大きな利益を得られるんだと思います。
レンスペは何の許可申請も不要で数日間で開業できてしまいます。
(それゆえ参入障壁が低く競合が増えやすい)
ただスピード感持って拡大できるレンスペが大好きです😂
今回は物件契約金、空家賃、短期違約金等で100万円以上の損失を出してしまいましたが、「ノリと勢い」だけで新規事業に参入するのはいけないと学ぶことができました。
今後、民泊もさらに盛り上がることになるかと思いますが、僕が民泊をやる未来は当分なさそうです。 微力ながらもレンスペ業界をさらに盛り上げていきたいと思います😆
朝晩はかなり冷え込むようになりましたね。
季節の変わり目で風邪などひかないように気をつけて頑張りましょう!
筆者
小山 諒輔
大阪府出身。建築学部を卒業後、ハウスメーカーで10年間営業職を経験し、独立。2019年にみかりんとともにレンタルスペース事業を開始し、自社スペースのインテリアコーディネートをはじめ、レンタルスペースや民泊事業者向けのインテリアコンサルティングを展開。これまで全国で180件を超える物件のデザインを担当。また、カメラマンとしても活動し、60件以上の民泊の撮影実績を持つ。
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