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2025.11.14
レンタルスペース
おはようございます!
寒いのが苦手で朝起きる時間が2時間も遅くなっているりょうです。
寒さを言い訳にしてだらしのない生活を送っていますが、出社する必要もないので好きなだけ寝れるのって贅沢です☺️
本日は【大箱レンタルスペースの未来】というテーマで書いていきたいと思います。
「大箱ってめっちゃ儲かるらしい!」
こう聞いて大箱レンタルスペースに挑戦する方もかなり増えてきた印象です。
(本記事でいう大箱レンタルスペースは貸会議室ではなく、大型のイベントスペースを指しています)
みかりんの書籍でも大箱の収支を出していたり、サロンでも大箱で儲かったという話を散々していることもあって、それに魅力を感じて物件を探している方も多いと思います。
ちなみに大箱とは明確な定義はありませんが、一つの目安として30名以上収容できるスペースを指します。
僕たちは最初の大型イベントスペースを運営し始めて今で1年半が経ちますが、毎月の売上としてはオープン当初から比べてほぼ変わっていない状況です。
当初は競合ゼロの一人勝ち状態で、初期投資をたった5ヶ月で回収し、年間600万円近く稼ぐ無人店舗。
なかなか異常なバブル状態だと思います。
今では周辺に競合店舗も少し増えてはきましたが、同時に利用者の幅も増えてきていると思うので、さほど売上には影響が出ていないです。
では今後大箱スペースはどうなっていくのでしょうか?
個人的な見解は、このバブル状態はまだしばらく続くと思っています。
理由は「物件の見つかりにくさ」という要素が大きく、立地が良く30名くらい入れて騒音トラブルのリスクが低く、無人運営許可が取れる物件というものがかなり限られてきます。
対して、小部屋は許可が取れる物件も比較的見つかりやすく、初心者でも始めやすいので競合はすぐに増えていきます。
よっぽど変な内装にしなければ、流行っている大箱の近隣で同条件の物件が見つかったらほぼ勝ちは確定してしまいます。
しかし、良いことばかりではなく大箱で集客に苦戦しているケースもよく聞くようになってきました。
最大の理由は立地を外してしまうこと。
狙っているエリアでなかなか物件が見つからないことから、数駅離れた場所で出して思うように全然予約が入らない。
実は僕たちも立地を見誤って毎月苦戦している大箱スペースがあります。
そうなると家賃も高いし初期投資もかけているのでなかなかしんどい状況が続きます。
そうならないためにも、絶対に立地だけは妥協しないことをおすすめします。
逆に立地さえよければなんとでもなります。
あとターゲットを間違っていたり、家具のレイアウトや魅せ方が甘く失敗しているケースもありますが、これはまた別の機会に話したいと思います。
先述した通り、大箱バブルはしばらく続くと思いますが、競合スペースが増えてきていつかはバブルが終わり、正常な時期がくると思います。
それでも利回りでいうと100%(1年で回収)は取れると思うので、なかなか息の長いジャンルとなり、大箱レンスペの未来は明るいなと感じてます。
唯一恐いのは法の規制が入ったりする可能性ですね💦
そうならないためにも、他のテナントや周辺住民に迷惑をかけないよう、しっかり管理・運営はしていきたいものです!
これからも大箱に限らず、運営ノウハウ発信していくので、みなさんもどんどん物件探していきましょう!
今週末はいよいよ新年会!
お越しいただく皆様、お会いできることを楽しみにしています✨
今日もものすごく寒いですが、元気よく頑張っていきましょう!
筆者
小山 諒輔
大阪府出身。建築学部を卒業後、ハウスメーカーで10年間営業職を経験し、独立。2019年にみかりんとともにレンタルスペース事業を開始し、自社スペースのインテリアコーディネートをはじめ、レンタルスペースや民泊事業者向けのインテリアコンサルティングを展開。これまで全国で180件を超える物件のデザインを担当。また、カメラマンとしても活動し、60件以上の民泊の撮影実績を持つ。
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