ユウカツ

顧客満足度&差別化のカギ🔑?有人レンスペ運営という新しい選択肢🌠

レンタルスペース

こんばんは!
レンスペデザイナーのりょうです。

ここ最近ありがたいことにレンスペと民泊のインテリアコーディネート依頼がかなり殺到していて、ずーっと家に缶詰状態となってひたすら作業しています^^;

早くひと段落させてパーっと飲みにいきたいものです🍶

さて、本日の話題はレンタルスペースの有人管理について。

ともさんの運営するコミュニティでも有人管理のレンタルスペースが生まれているということで、今後はレンタルスペースを有人で運営する流れが増えてくるんじゃないかと感じています。

無人運営がレンタルスペース運営の魅力なのは言うまでもないですが、有人になることでどんなことが変わってくるのか考えてみたいと思います。

有人になることで得られるメリットは以下のようなものが挙げられます。

顧客満足度の向上
* スタッフが常駐するため、ゲストからの質問やトラブルにすぐさま対応できる。
* 備品の使い方などアドバイスができて、ゲスト満足度が向上する。
* ゲスト目線でスタッフがいることの安心感がある。

スペースの管理面
* 常駐スタッフが清掃や設備のチェックを行うことで、スペースを常に清潔に整備された状態に置くことができる。
* 万が一騒音が発生したときはすぐに注意喚起ができる。
* 時間外入室、無断延長が起きない。

リピーターの獲得
* ゲストとの直接のコミュニケーションが取れることで信頼関係が構築され、リピーターの増加が期待できる。
* ゲストの要望に個別対応が可能なため、特別な要望に応えることができる。(レイアウトの変更、荷物の受け取り等)

ブランディング
* スタッフの存在や丁寧なサービスが、ブランドイメージを向上させる。
* 有人対応を売りにすることで、無人運営のスペースとの差別化が可能。

ざっと思いついただけでこれくらいあります。

特に無人スペースとの差別化ができるのが大きく、今までレンタルスペースという選択肢のなかったような層へアプローチもかなりできそうです。

また無人運営では許可がおりないような賃貸物件でも、有人管理をすることで借りられる可能性が大幅に広がりそうな気がします。

では反対にデメリットはどんなものがあるでしょうか。

人件費増加

  • 最大の課題は人件費で、運営コストが大幅に増加します。また直前予約には対応が難しそうなので、数日前までの予約受付等になりそう。ただしここに関しては、大箱であればリードタイムが長いのであまり問題にはならないかと。

スタッフの採用と教育

  • 常駐スタッフはゲストと直接やりとりすることが必然的に多くなるので、最低限のコミュニケーション能力が求められる。スタッフが無愛想だと印象がよくないので、人柄やコミュ力なども考慮して適切なスタッフを採用しなければならない。
  • スタッフのシフト管理が必要となる。誰も入れない日はどうするかなど。
  • スタッフの待機場所の確保。

スタッフ対応によるクレーム

  • ゲストとの対面対応が多いため、スタッフの対応によるクレームやトラブルが発生する場合がありそう。

こんなところでしょうか。

人件費は時給1,000円くらいとして、1日6時間予約入ったとしたら6,000円/日。

月20日予約が入ったとしたら人件費だけで12万円となってきます。

その分どこまで単価を上げるかで、そのときにひとつ指標になるのはTKPなどの大手貸会議室になってきそうですよね。

近隣TKPの同等の収容人数の室料単価よりは下げる必要があるかもしれません。

その単価で月の売り上げを予想し、家賃、ポータルサイト手数料、家賃、光熱費、人件費を引いたらどれくらい残るかで、その物件で有人管理ができるかどうか検討することになります。

無人と違って運営方法の可能性は広がって、今まで借りれなかったような物件でも借りれそう。

考えれば考えるほどワクワクしてきました笑

今年は僕も有人レンタルスペースにチャレンジできたらなぁと新たな目標ができました。

レンタルスペース業界は毎年トレンドの移り変わりが早いので、波に乗り遅れないように頑張ります!

本日は以上です😊

小山 諒輔

筆者

小山 諒輔

大阪府出身。建築学部を卒業後、ハウスメーカーで10年間営業職を経験し、独立。2019年にみかりんとともにレンタルスペース事業を開始し、自社スペースのインテリアコーディネートをはじめ、レンタルスペースや民泊事業者向けのインテリアコンサルティングを展開。これまで全国で180件を超える物件のデザインを担当。また、カメラマンとしても活動し、60件以上の民泊の撮影実績を持つ。

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