民泊事業にかかる費用はいくら?開業コストとランニングコストを徹底解説

民泊

「民泊は少額で始められる」と言われることもありますが、実際にはワンルーム規模でも250万~400万円程度の初期投資が必要になるケースが一般的です。

本記事では、民泊事業にかかる初期費用とランニングコストを具体的に解説します。

開業までの初期費用内訳

①物件契約費用
②家具・家電費用
③撮影費用
④消防設備工事費用
⑤行政書士費用
⑥初回セットアップ費用

物件契約費用

民泊物件の契約にかかる初期費用は、賃料の6~8ヶ月分が目安です。

内訳としては、

  • 敷金
  • 礼金
  • 仲介手数料
  • 保証会社初回保証料
  • 前家賃
  • 火災保険料 など

エリアや条件によって差はありますが、通常の賃貸よりも初期費用がやや高くなるケースもあります。

※物件契約費用の詳細は、別記事で詳しく解説しています

家具・家電費用

当社で概算見積もりを出す際は、
1㎡につき、2.5万円を基準に計算しています。

例:30㎡の場合

30㎡ × 2.5万円 = 約75万円

中古家具の利用など、安く抑えることも可能ですが、レビューや単価に直結する部分なので、投資バランスが重要です。

撮影費用

プロカメラマンに依頼する場合、5万円~10万円程度が目安です。

自身で撮影することもできますが、写真の見栄えは売上に直結する重要な要素になります。

④消防設備工事費用

物件状況によりますが、50~150万円程度が目安です。
用途変更や設備追加が必要なケースではさらに費用がかかることもあります。

※消防設備の詳細は、別記事で詳しく解説しています

行政書士費用

許認可取得を依頼する場合の目安は以下の通りです。

  • 民泊(住宅宿泊事業):20~25万円程度
  • 旅館業許可:40~50万円程度

特に旅館業許可は事前協議や図面確認など工程が多いため、専門家への依頼をおすすめします。

セットアップ費用

設営を代行会社に依頼する場合、初期セットアップ費用が発生します。

広さによっても異なりますが、300,000~500,000円程度が目安となります。

こちらにはデザイン、発注、設営、リスティングページやガイドの作成が含まれることが多いです。

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運営後のランニングコスト内訳

①家賃・ライフライン費用
②清掃費
③掲載手数料
④運営代行手数料

家賃・ライフライン費用

水道光熱費+ネット代で月額2〜3万円程度が目安です。

②清掃費

エリア、広さ(ベッド数)、リネンサプライの有無によって大きく変動するため、事前確認が重要です。

リネンサプライが含まれない場合、別途リネンサプライ業者が必要となります。

掲載手数料

Airbnb、Booking.comなどのポータルサイトに掲載する場合、
宿泊売上の約3~15%前後が手数料として差し引かれます。
手数料はサイトコントローラーを利用するかしないかで変動があります。

④運営代行手数料

売上の15~20%程度が一般的です。

代行業者を入れることで、日々のゲスト対応やトラブル対応、価格調整などの業務を任せることができ、手離れが良くなります。

特に、副業として取り組みたい方や、民泊運営が初めての方にとっては、運営代行を活用することでリスクを抑えながらスタートできるというメリットがあります。

【シミュレーション】家賃22万・30㎡の物件の場合

■初期費用

物件契約金176万円
家具・家電費用75万円
撮影費用8万円
消防設備工事費用50万円
行政書士費用40万円
セットアップ費用
(代行業者に依頼する場合)
40万円
合計389万円

■ランニングコスト/月

売上85万円
家賃22万円
ライフライン2.5万円
清掃費7万円
(1回1万円×7回)
消耗品1万円
掲載手数料12.75万円
運営代行手数料(15%の場合)12.75万円
手残り27万円

トータルでいくら必要?

物件条件にもよりますが、一般的なワンルームでも250万円~400万円前後は想定しておくと現実的です。

「DIYでの設営」や「中古家具の活用」などの工夫により、初期費用を抑えることも可能ですが、その分、準備には多くの時間と労力がかかります。

プロに任せて最速で収益化を目指すのか、時間をかけてでもコツコツ自力でコストを抑えるのか。ご自身のライフスタイルに合った運営スタイルを選びましょう。

特に「副業として取り組みたい方」「初めてで何から手を付けていいか分からない方」
という方にとっては、知識や実績のあるプロに任せ、手離れよく運営をスタートさせる選択肢も非常に有効です。

民泊開業のご相談は「ユウカツ」へ

物件選びから許認可申請、運営代行までトータルでサポートいたします。まずは貴方のプランをお聞かせください。

民泊・レンタルスペースはじめるならユウカツ

ユウカツ 管理者

筆者

ユウカツ 管理者

ユウカツ運営母体であるニューオ株式会社は、2018年創業。 民泊・レンタルスペースに特化した不動産仲介の先駆的存在として、累計4,000件以上の仲介実績と100室超の民泊運営代行実績を持つ。 独自ルートによる物件取得と、自社での運営実績により培った「収益化できる物件選び」の知見を強みに、2024年に物件検索&コミュニティ「ユウカツ」を立ち上げ。 月200件以上の物件情報の配信に加え、業界を牽引するオピニオンリーダー「ユウカツクルー」と連携をしたセミナーや交流会を毎月実施中。 宅地建物取引業 東京都知事免許 (2) 第102629号 / 住宅宿泊管理業 国土交通大臣(01)第 F03000 号

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