【初心者編】インテリア計画。暮らすように泊まる空間の設計とは?

民泊

みなさんこんにちは!

無事契約も終わり、入居ができるようになった次はお部屋づくりについて!

コンセプトはどんなものにしていくか、競合物件を見れば見るほど迷いますよね。。

― コンセプト×ターゲット×導線を整える ―

物件が決まり、用途地域や消防の確認が終わったら、次は「どんな宿にするか」を考える段階。民泊の魅力は、“非日常の特別感”よりも“暮らすような心地よさ”です。

この回では、ターゲット設定から空間づくりの方向性、そして民泊ならではの差別化の考え方を整理していきます。

1.宿泊者層(ターゲット)を明確にする

インテリアを考える前に、まずは「誰に泊まってほしい宿なのか」を決めることが最も重要です。このターゲットが曖昧なままだと、家具やデザイン、設備の方向性が定まりません。

宿泊層や滞在イメージをまとめると下記のような形になります。

たとえば、物件の広さが限られている場合、競合はビジネスホテルになるでしょう。

「泊まれる場所」という点ではホテルに軍配が上がることも多いですが、

民泊には「暮らすように過ごせる」という強みがあります。

そのため、狭めの部屋であっても、

“短期滞在ではなく、数日〜1週間の生活を想定した設計”にすること、で十分に差別化が可能です。

小さくても落ち着いて過ごせる空間、ちょっとした食事や作業ができるスペースなど、

“滞在の自由度”こそが民泊の価値になるのです。

2.“3.3㎡ルール”にとらわれず、余白を残す

民泊新法では、宿泊者1人あたり3.3㎡(=1坪)の面積が必要とされています。

しかし、法律上の最大定員をそのまま反映すると、

実際には「泊まれるけれど快適ではない」部屋になってしまいます。

💡「宿泊可能人数」より「心地よく過ごせる人数」を基準に。

例えば33㎡の部屋なら理論上10人泊まれますが、現実的には5〜6人が限界です。

ベッドや寝具を詰め込むより、荷物を広げられる余白や、

座ってくつろげるスペースを残すことが“暮らすような宿”の設計につながります。

3. 民泊の強みは「長期滞在」にあり!

民泊の最大の特徴は、「滞在が続くほど、快適さが増していく」ことです。

ホテルのように“寝るだけの場所”ではなく、生活を再現できる空間を意識しましょう。

  • 荷物を整理しやすい収納
  • 自炊ができるキッチンまわり
  • 洗濯・乾燥機能の確保
  • 作業にも使えるテーブルや椅子

これらは一見細かい要素ですが、レビューで「居心地がよかった」「長く滞在できた」と評価されるポイントです。

スーパーホストの物件を研究すると、共通して「長期滞在でも疲れない設備構成」になっています。レビュー内容を読み込むことで、どんな設備やレイアウトが評価されているかが具体的にわかります。

また、長期滞在を意識するなら、ゲスト自身が掃除や洗濯をしやすい位置にコンセントや収納を配置するのが理想です。

“滞在者と運営者、両方にやさしい部屋”を設計する意識を持つと、管理効率も高まります。

4. “和モダン”は雰囲気で見せる

「日本らしさを出したい」と思っても、“畳+ちゃぶ台”の構成は外国人ゲストには不向きなことがあります。

膝を曲げて座るスタイルは長時間つらく、レビューで「食事が取りにくかった」と書かれることも。

  • 日本らしさは、家具そのものではなく素材・光・空気感で演出しましょう。
  • 木の質感を活かしたダイニングテーブル
  • 和紙や竹素材のアートパネル
  • 間接照明による柔らかい陰影

こうした要素を組み合わせるだけで、無理のない“和モダン”空間を作れます。

照明の明るさも文化差が出やすい部分です。

欧米のゲストは白色照明を「眩しい」と感じる場合が多く、

昼は白色、夜は暖色に切り替えられる調光機能付きライトがおすすめです。

5. 費用を抑えるなら、リース・リユースも検討

開業初期はすべて新品で揃える必要はありません。

リース・レンタル・リユース家具をうまく組み合わせると、初期費用を抑えつつ質の高い空間を整えられます。

ただし、リース契約は長期になると結果的に割高になるケースもあります。

また、リース品やレンタル品には「破損時の負担条件」が設定されていることが多く、

民泊保険が適用できるか・リース側の補償範囲はどこまでかを事前に確認しておくことが大切です。

「リユースを使う宿」というだけでも環境配慮の印象を与えられるため、

費用面だけでなくブランディングの一要素として活用するのもおすすめです。

まとめ

インテリア計画の目的は、見た目を整えることではなく、ターゲットに合った“滞在体験”を設計すること。

3.3㎡ルールよりも、過ごしやすさを優先し、ホテルとの差別化は“暮らすように泊まれる時間”で生み出す。その上で、コストや文化の違いにも配慮しながら、長く愛される空間を作っていきましょう!

インテリアデザイナーに依頼したのとしないのとでは、ぐっと印象が変わるので、基礎であるコンセプト〜デザインまでをプロに頼むことを強くおすすめします!

💬 次回は「発注・内装工事・設営」について。

  理想の空間を“形にする”ステップを見ていきましょう!

民泊・レンスペはじめるなら「ユウカツ」

ユウカツ 管理者

筆者

ユウカツ 管理者

ユウカツ運営母体であるニューオ株式会社は、2018年創業。 民泊・レンタルスペースに特化した不動産仲介の先駆的存在として、累計4,000件以上の仲介実績と100室超の民泊運営代行実績を持つ。 独自ルートによる物件取得と、自社での運営実績により培った「収益化できる物件選び」の知見を強みに、2024年に物件検索&コミュニティ「ユウカツ」を立ち上げ。 月200件以上の物件情報の配信に加え、業界を牽引するオピニオンリーダー「ユウカツクルー」と連携をしたセミナーや交流会を毎月実施中。 宅地建物取引業 東京都知事免許 (2) 第102629号 / 住宅宿泊管理業 国土交通大臣(01)第 F03000 号

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